球部

音楽雑誌やサブカル雑誌を読まなくなって久しい。そんな私だが、最近、人がスタジオボイスの音楽の特集号を貸してくれたので読んでみた。いつ頃発売されたものなのか確認せずに読むが違和感を感じ、発行日を確認すると、ごく最近のもの。これには驚いた。誌面に登場する人達が、ほぼ90年代末のまま変わっていなかった、自分の若い頃のままだったのだ。三田格、湯浅学、岸野雄一、虹釜太郎、原雅明、中原昌也、大友良英。懐かしい名前ばかりだ(紹介されているレコードも何度紹介されたか分からないものばかりだ)。私が読んでいなかった間に幾つの音楽特集が組まれていたのか知らないが、相変わらずその多くはこの周辺の人達によって書かれていたのだろう。こうなってくると東京の、この界隈の人達のオルタナティヴな文化的イデオロギーが、いかにギルド的な組織力によって形成されているのかが分かる。そして情報弱者である田舎の若者にとって彼らがいかに影響力を持ってる(持っていた)のかを再認識せざるを得ない。まさに京都という片田舎にいた私にとってはそうだった。

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